finnegan's wake

Emo, PostRock, MathRock的中心

ドラム目線でポストロック、マスロック

ども。finneganドラム担当です。

 かなり間が空いてしまいましたが、引き続きドラム目線でポストロックやマスロック的な曲を紹介していきます。

まずはDamieraというバンドです。


Damiera - Immure - YouTube

Damieraといえばこの曲は外せない!!Aメロから6,5,6,6,5,6,8という変拍子っぷりにもかかわらず超キャッチー!!でいて自然!!サビも5拍子で超心地良い。


Damiera - Flora Yield - YouTube

こちらも上記と同じM(US)ICというアルバムから、もうイントロからイイ!

3:21辺りからのたたみかけ方も素晴らしい!

このアルバムだけとても完成度が高く他の曲もかなり良質。

正直ダンサブルなのはそんなに好みではないのですが、このアルバムはヤバいっす。

 

 続いては所謂キンセラ系と呼ばれる中からMakeBelieveというバンドを紹介します。

もはや説明不要なぐらい有名ですが、その中でもこれはという曲をピックアップ。


Make Believe's "Temping as a Shaman" - YouTube

1stから。もうジャケがシュールですが、1枚目の中ではこの曲が一番好きです。変拍子的アプローチは8拍子に2拍子足したような10拍子を使うぐらいですが、やっぱセンスがずば抜けてやすね!!


MAKE BELIEVE "Pat Tillman, Emmitt Till" - YouTube

2ndから。このドラムの手数の少なさでこのノリを作るとは・・・

というか全体的に手数は少なめだなと思っていたら、

こういうことでした・・・↓


Make Believe - Live at Northsix (NYC) || Baeble ...

初めて観たときは吹きましたwww

今回この辺で。

それでは、また次回。

 

Invalids - Sherman Is Connector

 どうもiwagamiです。今回も少しだけ紹介します。

 
Invalids というバンドです。
 
youtubeのマスロック100選の中から見つけて、アルバム聞いて僕自身なかなか好きな感じのバンドです。
このバンドの詳細はごめんなさい詳しくないです。2人組のバンドらしいです。
 
僕の印象は基本ギターの人が多分色々作っているんだろうなって事と、
複雑な事が分かりやすいなぁといった印象です。
だから詳しく細分化して聞きたくなる、、そんな感じです。
ギター的な観点だと終始タッピングの連続に聴こえがちですが、すごく静・動・美はっきりしていて、それ以外の細かいこともしてるイメージです。
 
個人的には、この曲に関しては、、
0秒~1分50秒 までを最初、 1分50秒~3分 を真ん中、 3分~最後 の3つで区切ると、僕は真ん中の部分は凄く好きです。
でも一貫してギターの重ね具合はどこをとっても楽しそうだなって感じです。とにかくギターが楽しそうなんです。僕はそう感じました。この曲が好みの方はアルバム聞いてみるといいかも。
 
タッピングは楽しいね!の巻 でした。
ではまたー。

 

HR/HM~プログレッシヴ、電子音、ポストロック -つまみ食い的音楽の話-

こんばんは。やはり時間がたってしまいましたね。分かってはいました。すぐネタが尽きるということを
あまりこれまで上げた様な雰囲気を持ったバンドはそういるもんじゃない。

少し昔のバンドからお気に入りを少し挙げておくことにする。
まずはSleepyTimeGorillaMuseum。


Sleepytime Gorilla Museum - Widening Eye - YouTube

アルバムの解説がここにいくつかある。
http://enjoy.pial.jp/~chipmunk/SLEEPYTIMEGORILLAMUSEUM.html

そう、どちらかとういうと上に書いてある通り、HR/HM、プログレッシブロック、ヘヴィ・ロックなどに近い。 3ピースのバンドにバイオリンとパーカッションがいるようだ。そしてピエロだ…
しかし、かれらの魅力はそのプログレ系のフレーズのセンスの良さにある(まあ見た目も魅力があるが)。
総じてとても前衛的でジャンルには捕われていないところが良い。Wiedening Eyeの曲中では後半の鬼気迫る、畳み掛けのフレーズはとても前半の不穏な曲調からは想像もつかない。
あと私が気に入っているのは最後の締め(アルバムでは次の曲に繋がっているが)ブリッジをガーっとこすってドンッという終わり。素晴らしい切れの良さ。このバンドはこういう細かいところにセンスが光る。

次は1997という曲。


Sleepytime Gorilla Museum - 1997 - YouTube

あれ?HR/HM、ハードコアの話してる?まあ、聞いてくれ、以前メンバーが言及したAsMeiasだってMesshuggahに影響を受けているんだ。
前半は1番、2番というようにややぶった切り気味のリズムで曲が展開する。この時点でかっこいいのだが、3:00過ぎから始まる間奏に注目してほしい。
単純な3連符から、スタッカート気味、4分、最後に3連符(正確ではない)、終始ドラムの同じリズムの上に乗っかっている。これMeshuggahが良くやるやつだこれ。
意外とこういうのって少ない。あと、このバンドはベースがとても良い。音程のセンスが。大体私が反応する音楽はベースに由来する。

ベースの何がっていうのは掘り下げると大変なことになるのでいつか話す。

そうしてまたもやジャンルが遠くなるが今度は電子音


Lukid - USSR - YouTube

別にポスト・ロックでなくとも、最近では電子音でもポスト・ロック的アプローチはいろいろある。というかそれはAphexTwinから始まるAutechreなどのWARP RECORDSの人たちだ。 どっちが先かはわからない、双方を同時に言及したものはないからだ。
マス・ロック、ポスト・ロックに対してはエロクトロニカ~IDMあたりだろうか。
要するにポリリズムを内包していてある程度エモいフレーズがあって、ちょっと(行き過ぎない、つまり実験的にはならない)前衛的な雰囲気がある音楽だ。

Lukidは恐らくネット・レーベル系の人だろうが、上記の条件が揃っているような気がする。4つ打ちと見せかけて3つなところがまず良い。ちょっとそのままバンドでやってみたいと思った。

大御所のAutechreにもそういう曲はある。後半の活動ははほぼノイズに行きかけてしまったけど、というか音楽を超越し始めてしまったけど、昔の頃の曲にはしばしばエモ的アプローチがみられる。


Autechre, Rae - YouTube

大体こういう音楽はバンドでやろうとするとドラムで詰む、当たり前か…。雰囲気最高。これってエモ+ポスト・ロックじゃないですか。

bandcampで最近買ったやつ

MathRockタグを人気どころからみてって上の方だった。確かに完成度・安定度高い。そこそこ捻ってくるが、もう少し、欲しい、といったところか。
偉そうに言わせてもらうが、元気があって良い!、おじさんはもう疲れました… でもこういうバンド超がんばれということで12$買いだ。

ではまた。

El Ten Eleven - My Only Swerving -

finnneganのギター担当Iwagamiです。はじめて投稿します。

私も変拍子好きの一人です。
うちのバンドのBa、Drとくらべてあまり詳しくはないんですが少しずつ小出しに紹介していけたらなぁと思っています。
私の一番好きなバンドはHELLCHILD、FORCEです。ポストロックじゃないです。

2人とか少ないバンド紹介です。

El Ten Eleven。


El Ten Eleven - My Only Swerving - YouTube

曲の始まりから好きで音が重なってくキレイさを感じた曲です。ダブルネック重たそうだけど楽しそう。。
そしてバンドって人数関係ないんだなぁとも思ったし、機材でどうにでもなるんだなぁって感じた曲でもありました。

なんか分からないけどポストロックって言われたらすぐこれが思い付いたので最初にこれを紹介しました。

ちょいちょい紹介していきますね。

ではまた次回!!

finneganドラム担当 一発目!!

ども。finneganのドラム担当です。

まずは簡単に自己紹介から。

筆者は元々エモというジャンルの曲が好きで、エモで初めて変拍子の曲に出会いました。変拍子の魅力にとりつかれて以来、「ポストロック」、「マスロック」、「変拍子」をキーワードにインターネッツの世界を中心に探し回ってきました。

しかし、テクニカルで複雑な展開かつ、バランスの取れた曲をつくるのは大変で、この辺のジャンルのバンド人口自体が全体的に少ないことから、情報が集まりにくいのです。

そこで探し回ってきた中から少しずつ紹介していくことにしました。

さて、私からの前置きはこれぐらいにして早速1発目のバンドを紹介したいと思います。

 

まずはCHONというバンド。


CHON - Knot - Audiotree Live - YouTube

常に速弾きのようなギターリフに加え、自然に変拍子を織り交ぜてくる。

しかも、テンポチェンジが2回もあるという構成ながらCD並みの演奏の安定感。

1:40辺りからの流れはかなりヤバイ。

 


CHON - Puddle - Audiotree Live - YouTube

ほぼ5拍子で構成されていて一見単調だが、ドラムの構成がヤバすぎる。

 


CHON - Mountains of Creation / Suda - Audiotree Live ...

こちらは後半のsudaという曲がオススメ。

おそらくCHONのルーツはプログレですが、イージーリスニング並みのキャッチーさと、速弾き、ドラムの手数、曲の構成がかなりイイ!!

これはドラム担当である筆者だからかもしれないが、このバンドのドラムが本当にすごいと思う。

他の動画を見ていただけばわかると思うが、毎回ライブ毎にドラムのアレンジ(?)が違い、飽きが来ない。何曲かコピーしようとしたが、全て違うパターンの曲もあるほど・・・

是非、他の曲も聴いていただきたい!!

 

さて、続いては少し趣向が変わるが、日本のバンドを紹介する。

ご存知の方も多いかもしれないが、AS MEIASというバンド。

前身のバンドはbluebeardというバンドでこちらはエモで人気がある。


As Meias - Arouse - YouTube

このArouseという曲はかなりヘビロテしました。

ただ、この動画のバージョンはアルバムのもので、本当は限定シングルとして出した方のバージョンが筆者の好みでした。

本人も言ってる通り、meshuggahという超絶ハードコアメタルバンド(筆者も超好き!)にモロ影響を受けており、bluebeardの要素とmeshuggahの要素が上手くミックスされていると思う。


As Meias - Flux (Live) - YouTube

こちらは1枚目のアルバムの曲。初期の方が勢いが感じられるので筆者は好みだが、初めて聞いた方がいたら是非、全曲聴いてみていただきたい。

ただ、YouTubeにはあまりアップされていない・・・

 

筆者はfinneganというバンドをやっており、バンドの最もシンプルな構成と思われる、ギター、ベース、ドラムのトリオで"新しい音楽"みたいなものを目指している。

演奏スタイルが違えど、新しい音楽を目指しているようなアーティストを探していて、ジャンルの融合というのもその中の一つのテーマだと思っている。

全く異なるジャンルでもいいので読者の方でマニアック同じような趣向の方がいたら、是非紹介して欲しいと思います。

では、また次回!!

 

2日目 素晴らしきYoutubeプレイリスト

んと素晴らしいかな!私らの最近の話題はこればかりだ。 これというのはあるユーザーが作成したYoutubeのプレイリスト。
"MathRock"と銘打ってあるが実にさまざまなジャンルの、マス・ロック~ポスト・ロック、カオティック・ハードコアまでふり幅のある絶妙なチョイス。

マスロック100選(my fav. 100 Math Rock songs) - YouTube

リストの作成者も「特にお気に入りを集めた」と言っている通り選りすぐりのチョイス。100曲もあるのでなかなか聞き飽きない。実際は私は寝る前に何週間も聞き続けてやっと全貌を把握しようとしている。

実際のところYoutubeでこういったジャンルのプレイリストを探してもどうも作成者の主観が入ってしまうのか途中でハード・コアに行ってしまったり、全然違うジャンルの音楽が入っているものが多い。Youtubeの自動作成のリストなどもってのほかだ。

この中からさらに私のお気に入りを上げよう。
同じ音楽を作っている身としてこの気持ちがよくわかる。バンドで合わせている時、暗雲が立ち込め、もう前に進めないのかと思われたその時、ふとしたフレーズが、リフが、どんどん広がりを見せていき、皆のアイデアが溢れだし、目の前のモヤモヤを一気に吹き飛ばす時だ。これらの曲はそんな光景がありありと見えるかの様な傑作だ。え、何言ってんのって?…うるさいだまれ!

Three Trapped Tigers - Cramm

最初の1分半ばで決着がつく。ドラム、ギター、キーボードのトリオだ。QandnotU※の様なサボりのキーボードとは違う。音域を最大限使っている。
こういう変拍子+エモ+ユニゾンな力技は好きです。なんたってありきたりのコード進行だって全然違って聞こえる。

※いや、好きですけど。ベース弾けよ!

先日の記事のGrumpfQuartetも実はこのプレイリストで知った。

Time Columns - Summer

え、なんですか?最高ですか?最高ですね。
あまり"Math"的要素はないんだけど最後に畳み掛けてくるのでこういった展開はぜひマネしたい。2人組の様ですね。いろんな機材使ってます。最近はデジタルの機材が良くなってきてこういった重ね録り系のアプローチは増えてますね。 (あとベース弾いてほしいですね)

今日はあと一つくらいにしておきましょう。何回かこのプレイリストの話は出ると思います。それくらい名曲揃いです。

Of The Swaying Sort - Gin Means Win

よく私らでは"落ちの無いメロディー"などというのですが、こういった変拍子+メロディーな流れはすごく好みでして。途中まではまあ"エモ"なんですけど最後の"締め"みたいなものが無い。こういうのが最近はちらほらいるんですね。アプローチ的にはまあ古くからあるんでしょうけど、明確に変拍子と合わせてくるからこれはまだこれから出てくる可能性ありますね。

というわけで今日はこの辺で。

このプレイリストに冒頭に書いてあるんですけど、「BandCampやCDショップなどで応援してあげてください。」とあるので是非とも応援してあげてほしいです。偉そうに言ってますますが私らもなんとか応援したい。現状の音楽の購入手段の狭さはなんとかならないもんかな、と私どもも思う次第です。

あとですが、"MathRockBot管理人"とありますのでTwitterにいらっしゃいますね。フォローしておきました。ログのリストがあるようです。これはまた今度Digってみるしかないな!

ということでまた今度
では。

第1回 前置きと謎のフレンチ・ポストロックとご挨拶

記念すべき一本目の記事ということで、昼間、お仕事をしながら結構悩みました。
知識をひけらかしたいとかいう欲求は全然なくて、むしろ少しでもネットにこの辺の情報が増えるといいなと思っています。
議論したいとかジャンルの定義などの話をしたいとかもないです。

私たちはfinneganというバンドをやっているんだけれども、やりたいことをとことんやりたいということだけを念頭に頑張ってきて、「理想的な聴きたい音楽」みたいなものを目指してきた。
このブログのテーマ通りポスト・ロックとかマス・ロックとかエモとかが入り混じったような音楽を聴いてきて、またやりたいと思ってここまで来たが、なんだかネタ切れ感が出てきた。
最近はネットで探してみてもなかなかそういったジャンルが見つからない。
海外で"postrock"で探してもみんなmogwaiみたいだし(ディスってないです)、ということで

一時期のヨーロッパ、2005年頃前後くらいだけども、この辺のジャンルはとても面白かった。実際には結構時間差で、きっと90年代頃からの音楽なんだけど、最初にティム・キンセラ周辺の音楽があった気がする。
この辺はもっと詳しい方々がほうぼうで書いていらっしゃるので、
私らが最近でも時々聴くマストなやつだけ上げておく。


Owls - Everyone Is My Friend - YouTube


American Football - Never Meant [OFFICIAL MUSIC ...

ちなみに特定の曲がずば抜けて良いので他はあんまり聴かなかったり。これはインターネッツの悪い癖だ。

ここまでは前置きでして、

でいきなり飛ぶんですが、ニッチなジャンルとしてのポスト・ロック×マス・ロック×エモ(時々ポスト・ハードコア)なんてのを結構日々探しているわけです。


Cheval de frise - Connexion monstrueuse entre un ...

ひとまずこれ、まさに先ほど言った要素が絶妙なバランスで絡み合っている。
あまり詳しくはないがフランスのバンド。というか情報少ない。いまは解散しちゃったみたい。
でもまあ私はパートがベースなんでこのバンドベースいないんですよね…それでもこれは聴いたことない感じで素晴らしい。

まあベースの私にはこっちが最近のヒットでして


Grumpf Quartet - " La triste fin d'Horace " - YouTube

ポスト・ハードコア系だね。この曲以外にはライブ版がいくつか上がっているみたいだけれど音源どこで売ってるかわからないし、情報もない。恐らくフランスのバンドだな。
なんかフランスのバンドって独特なセンスあるよね。やっぱりハードコア経過した人間としてはクるものがあるね。
もうちょっといろいろあるんだけどまた次回…

実際あんまり知識としていろいろ並べるほど知らんし、力んでも続かんだろうからこれくらいにしておく。一種備忘録みたいなもんです。大体いいの見つけたら記事書く感じで。
もちろん意見お待ちしてます。
では。

余談、書きながら聴いてたけどこれいいね。フュージョンよりかな。なんですけど8:00くらいから良いです。Magmaっぽい。そう!こういうのを見つけたいんです。


One Shot - I had a dream: Part 2 - YouTube

このブログでは当finneganの3人が記事を書いていくのでよろしくです。