finnegan's wake

Emo, PostRock, MathRock的中心

2日目 素晴らしきYoutubeプレイリスト

んと素晴らしいかな!私らの最近の話題はこればかりだ。 これというのはあるユーザーが作成したYoutubeのプレイリスト。
"MathRock"と銘打ってあるが実にさまざまなジャンルの、マス・ロック~ポスト・ロック、カオティック・ハードコアまでふり幅のある絶妙なチョイス。

マスロック100選(my fav. 100 Math Rock songs) - YouTube

リストの作成者も「特にお気に入りを集めた」と言っている通り選りすぐりのチョイス。100曲もあるのでなかなか聞き飽きない。実際は私は寝る前に何週間も聞き続けてやっと全貌を把握しようとしている。

実際のところYoutubeでこういったジャンルのプレイリストを探してもどうも作成者の主観が入ってしまうのか途中でハード・コアに行ってしまったり、全然違うジャンルの音楽が入っているものが多い。Youtubeの自動作成のリストなどもってのほかだ。

この中からさらに私のお気に入りを上げよう。
同じ音楽を作っている身としてこの気持ちがよくわかる。バンドで合わせている時、暗雲が立ち込め、もう前に進めないのかと思われたその時、ふとしたフレーズが、リフが、どんどん広がりを見せていき、皆のアイデアが溢れだし、目の前のモヤモヤを一気に吹き飛ばす時だ。これらの曲はそんな光景がありありと見えるかの様な傑作だ。え、何言ってんのって?…うるさいだまれ!

Three Trapped Tigers - Cramm

最初の1分半ばで決着がつく。ドラム、ギター、キーボードのトリオだ。QandnotU※の様なサボりのキーボードとは違う。音域を最大限使っている。
こういう変拍子+エモ+ユニゾンな力技は好きです。なんたってありきたりのコード進行だって全然違って聞こえる。

※いや、好きですけど。ベース弾けよ!

先日の記事のGrumpfQuartetも実はこのプレイリストで知った。

Time Columns - Summer

え、なんですか?最高ですか?最高ですね。
あまり"Math"的要素はないんだけど最後に畳み掛けてくるのでこういった展開はぜひマネしたい。2人組の様ですね。いろんな機材使ってます。最近はデジタルの機材が良くなってきてこういった重ね録り系のアプローチは増えてますね。 (あとベース弾いてほしいですね)

今日はあと一つくらいにしておきましょう。何回かこのプレイリストの話は出ると思います。それくらい名曲揃いです。

Of The Swaying Sort - Gin Means Win

よく私らでは"落ちの無いメロディー"などというのですが、こういった変拍子+メロディーな流れはすごく好みでして。途中まではまあ"エモ"なんですけど最後の"締め"みたいなものが無い。こういうのが最近はちらほらいるんですね。アプローチ的にはまあ古くからあるんでしょうけど、明確に変拍子と合わせてくるからこれはまだこれから出てくる可能性ありますね。

というわけで今日はこの辺で。

このプレイリストに冒頭に書いてあるんですけど、「BandCampやCDショップなどで応援してあげてください。」とあるので是非とも応援してあげてほしいです。偉そうに言ってますますが私らもなんとか応援したい。現状の音楽の購入手段の狭さはなんとかならないもんかな、と私どもも思う次第です。

あとですが、"MathRockBot管理人"とありますのでTwitterにいらっしゃいますね。フォローしておきました。ログのリストがあるようです。これはまた今度Digってみるしかないな!

ということでまた今度
では。